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  1. 大府市議会 2022-11-30
    令和 4年11月30日建設産業委員会−11月30日-09号


    取得元: 大府市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    令和 4年11月30日建設産業委員会−11月30日-09号令和 4年11月30日建設産業委員会 令和4年11月30日(水曜日)  午前10時13分 開会  午前10時58分 閉会 於 大府市役所委員会室1) 1 出席委員    委員長   木下久子    副委員長  国本礼子    委員    大西勝彦    委員    久永和枝    委員    藤本宗久    委員    酒井真二 2 欠席委員    なし 3 その他の出席議員    なし
    4 職務のため出席した議会事務局職員    事務局長   鈴置繁雄    議事課長   原田好美    議事係主任  榊原紗希 5 説明のため出席した者    副市長        山田祥文    都市整備部長     伊藤宏和    都市整備部担当部長  松浦元彦    産業振興部長     寺島晴彦    水と緑の部長     近藤重基    都市政策課長     福島智宏    農政課長       池村英司    農政課主幹      樽角千佳    商工労政課長     半田貴之    水道工務課担当課長  矢野昭裕 6 傍聴者    議員    5名    一般傍聴  0名 7 会議に附した事件  (1)令和4年大府市議会第4回定例会付託案件  議案第75号 令和4年度大府一般会計補正予算(第9号)  議案第76号 令和4年度大府下水道事業会計補正予算(第2号) ○委員長木下久子)  ただいまより、本会議から付託を受けました議案審査のため、建設産業委員会を開会いたします。  一般傍聴の申出があった場合は、7人まで許可することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ないようですので、そのように対応いたします。  始めに、山田副市長から御挨拶をいただきます。 ◎副市長(山田祥文)  本会議に引き続き、建設産業委員会を開催していただきまして、ありがとうございます。  本会議から付託されました案件につきまして、慎重審査の上、お認め賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○委員長木下久子)  それでは、議案審査に入ります。  最初に、議案第75号「令和4年度大府一般会計補正予算(第9号)」を議題とします。  まず、順次、補足説明をお願いいたします。 ◎都市政策課長福島智宏)  議案第75号「令和4年度大府一般会計補正予算(第9号)」につきまして、補足説明を申し上げます。  始めに、都市政策課関係分について、歳出について補足説明を申し上げますので、補正予算書の9ページ、参考資料は13ページを御覧ください。  歳出について、2款7項5目・公共交通対策費の18節・負担金補助及び交付金において、循環バス運行管理負担金について180万円を増額するものでございます。  これは、昨今、市民生活に重くのしかかっている物価高騰対策に寄与することを目的とした上で、全5路線の循環バス乗車運賃制度について、令和5年1月4日から同年3月31日まで乗車運賃無料化を実施するため、増額補正をするものでございます。  都市政策課分補足説明は以上でございます。 ◎農政課長池村英司)  私から、農政課所管補正予算補足説明をさせていただきます。  補正予算書11ページ、参考資料13ページを御覧ください。  6款・農林水産業費、1項・農業費、3目・農業振興費、18節・負担金補助及び交付金を3,865万円増額補正するものです。  これは、物価高騰等に対応するため、これまでに、物価等高騰対策総合支援事業として、出荷用資材配合飼料に対する支援を行っておりますが、今回、施設園芸用燃油と肥料に対する支援を加えるとともに、配合飼料支援期間を延長するものになります。  施設園芸用燃油価格高騰対策支援として、施設園芸を行う農業者対象に、燃油価格上昇分について、県が2分の1を補助することとしておりますので、それに上乗せして、市で3分の1以内を補助するものでございます。こちらにつきましては、県と同様に、10月から来年3月までの期間を対象としています。  また、肥料価格高騰対策支援として、6月から10月までに購入した秋肥の分について、肥料価格上昇分を国が7割、県が1.5割補助することとしておりますので、市独自で1.5割を上乗せ補助して、肥料価格上昇分に対して農業者負担をなくすものになります。  最後に、配合飼料価格高騰対策支援として、畜産農家に対して、配合飼料価格上昇分について、県が2分の1以内の補助を行うことに加えて、本市独自で4分の1以内の上乗せ補助を行うものです。こちらにつきましては、9月議会で4月分から9月分までについてお認めいただいており、県が来年3月まで支援を延長したことに伴いまして、期間を延長するものになります。  補正予算の内訳といたしましては、施設園芸用燃油価格高騰対策支援として320万円、肥料価格高騰対策支援として360万円、配合飼料価格高騰対策支援として3,185万円、合計3,865万円になります。  農政課所管補正予算補足説明につきましては、以上でございます。 ◎商工労政課長半田貴之)  私から、商工労政課関係分について補足説明いたします。  まず、省エネルギー設備導入支援事業費補助金について説明いたします。  補正予算書12ページ、参考資料14ページを御覧ください。  歳出7款・商工費、1項・商工費、2目・商工振興費、18節・負担金補助及び交付金で2,000万円を増額するものでございます。  これは、コロナ禍における原油・原材料高騰により深刻な影響を受けている中小企業光熱費負担軽減を図るために、省エネルギー設備への更新費用補助するものです。中小企業省エネ設備投資を後押ししながら、中長期的なコスト削減を図るとともに、本市が目指す「ゼロカーボンシティ」の実現につなげていく狙いがあります。  制度内容としては、補助対象者中小企業であること、補助対象事業は燃料、原材料等使用料削減につながる省エネルギー設備を導入すること、補助対象経費設備購入費補助率は2分の1、補助限度額上限額で100万円、下限額で15万円、その他の要件として、国の省エネ診断を受けている、又は令和5年度内に受けることとなります。  なお、本補助金の財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金を充当するものであります。  スケジュールに関しましては、12月1日から公募を開始しまして、令和5年3月31日までの4か月間の事業期間となります。  次に、健康にぎわいステーション指定管理委託料増額について説明いたします。  同じく、補正予算書12ページ、参考資料14ページを御覧ください。  歳出7款・商工費、1項・商工費、4目・観光費、12節・委託料で21万6,000円を増額するものでございます。  これは、当初予算時には想定が困難であった、コロナ禍における原油・原材料高騰による光熱費上昇分委託料を増額するもので、財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金を充当するものであります。  商工労政課関係分補足説明につきましては、以上でございます。 ○委員長木下久子)  これより質疑に入ってまいりますが、本補正予算は、補正内容が多岐にわたっておりますので、質疑については、まず、歳出について款ごとに順に区切って行い、次に、歳入その他について一括して行ってまいりたいと思います。  つまり、2款・総務費、6款・農林水産業費、7款・商工費、そして、歳入その他全般の四つに区切って、順に質疑を行ってまいりたいと思います。  なお、歳入の中には、歳出に密接に関係した内容もあるかと思いますので、そのような内容については、歳出の各款のところで質疑していただいて構いません。  それでは、質疑に入ります。  まず、歳出の2款・総務費について質疑を行います。  なお、本委員会の所管は、2款のうち、7項5目・公共交通対策費になります。  質疑はありませんか。藤本委員。 ◆委員藤本宗久)  循環バス運行管理負担金増額について質問させていただきます。  これは、物価高騰対策として、循環バス有料で御利用いただいている方への支援策として、令和5年1月から3月までの3か月間を無料とするものですね。  確かに、無料とすることで、これまでの有料利用者負担は軽減されるのでしょうけれども、この補正予算180万円を割り返しますと、1か月延べ約6,000人の方が有料で御利用いただいているという計算になります。  ただし、6,000人というのは、あくまでも延べ人数であって、これは私の推測ですが、日常の利用者は限定的な方に絞られてしまうのではないかと思うわけです。  そこで、この事業について、費用対効果をどのように認識されているのでしょうか。お願いします。 ◎都市政策課長福島智宏)  このたび、無料キャンペーンを打つといったところで、今、委員のほうから御質問があったように、日常の利用者というところはもちろん、今まで利用したことがない方への利用拡大という観点を持ち合わせて行ってまいりたいと思っています。  その上で、交通手段の選択肢の一つとして、ふれあいバス利用に改めて気付いていただき、今後の外出、それから利用の促進というところにつなげていきたいというふうに考えております。 ◆委員藤本宗久)  この無料キャンペーンの実績というのは、今後の循環バス在り方など、なにがしかの施策に反映させる考えはありますでしょうか。例えば、アンケートをとるとか、定期的に無料キャンペーンを実施してみるとか、そういった点を含めてお答えいただけますか。
    都市政策課長福島智宏)  今回は物価高騰への対策といったところでありますので、今後、定期的にこういう無料のといったところは、今のところ考えておりませんが、やはり、今後の更なる利用促進に向けて、利用者の今の実態だとか実感といったところを確認したいものですから、そういったものに関してアンケートを実施していき、今後の実際のコロナ禍バス利用目的だったりというところは、確認する意味で、アンケートを実施していきたいなというふうに思っております。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員久永和枝)  関連です。  100円を負担する市民も無料にするという理由についてですけれども、今、無料にする理由の中に、利用促進という答弁があったんですけれども、利用促進であれば、逆に、改正してから「乗ってみませんか」というほうが効果的かなというふうには思うんですけれども、今回行った理由は物価高騰が優先なのか、その点についてお伺いいたします。 ◎都市政策課長福島智宏)  今回は、今般のガソリン代だとか食材などの物価高騰への対策一つとして、通勤・通学、それからお出掛けする際の交通費というところを支援するというものでございますので、その上で、趣味の外出だとか、利用促進を図っていきたいという狙いをもって行う事業でございます。 ◆委員久永和枝)  先ほど、アンケートもとっていくという話だったんですけれども、既に利用している、乗車している人に聞くよりも、なぜ利用しないのかという、利用していない人に聞くことが大事かなというふうに思うんですけれども、そのアンケートについては、利用促進という点では、利用していない人にも当然とっていく考えか、お伺いいたします。 ◎都市政策課長福島智宏)  今回、循環バス利用された方に聞いていくことはもちろん、市のウェブサイト上でも同時にアンケートをとっていきたいと思っておりますので、その中で、今まで利用したことがあるかないかというところもとりながら、アンケートは実施してまいります。 ◆委員久永和枝)  それでは、今回の補正予算よりも、多めには見積もっているとは思うんですけれども、3月末までの利用者については、全て対象にしていくという考えでよいか、確認をいたします。予算を超えてもという部分が含まれますけれども。お願いします。 ◎都市政策課長福島智宏)  先ほど補足説明でお話ししたように、1月4日から3月31日までというふうに銘打ってやってまいりますので、予算が、要するに1万8,000人以上来た場合であっても、キャンペーンは続けていき、3月の補正時に、また議員の皆様に説明するつもりでおります。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員大西勝彦)  この事業目的なんですけれども、記者会見の資料を見ると、物価高騰対策一つであるとともに、先ほど来問題になっている、利用促進目的とする事業というふうに書いてしまっているんですよね。  それで、利用促進目的とするならば、先ほどの費用対効果のところにも関連するんですけれども、これはどういう評価指標にするんですか。この事業をやった、無料キャンペーンをやった3か月間の評価指標は何ですか。 ◎都市政策課長福島智宏)  今、予定では、3か月で1万8,000人分というところでお願いしておりますが、これで新たに気付かれて、利用が増えるとかというところを、私たちも、やはり考えるというか、そうなってほしいというふうに思っておりますので、まず、指標としては、利用者がどのぐらい使ってくれたかというところ、それから、アンケートの中で次につなげていくような、何か、いい回答があるかどうかといったところが、指標の目安というふうに考えております。 ◆委員大西勝彦)  それで、その周知利用促進を図るために周知をしていかなければいけないと思うんですけれども、これはキャンペーンですので、具体的に、大々的に、無料ですよ、ふれあいバスを使ってくださいよということをキャンペーンしていく、PRしていくと思うんですけれども、どういうことを考えていますか。 ◎都市政策課長福島智宏)  今、とりあえず、5路線のバスの車内でまず明示するとともに、あとは、ウェブサイトのほうで周知をしていきたいというふうに考えております。 ◆委員大西勝彦)  車内で明示しても、乗った人がわかるだけで、乗っていない人にキャンペーンするんだから、ウェブサイトだけでいいですか。ほかに何か考えていないですか。  ウェブサイトは、なかなか大府市役所ウェブサイトを見る人というのは、市議会議員か、限られた人しかいないと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎都市政策課長福島智宏)  ただ、車内でも、利用している方から、こういうふうでやっているよと、例えば、御家族を通して近所の人に言ってもらったりとか、それから、ウェブサイト、なかなか見られないという話もありますけれども、基本的には、そこでしっかり周知を図っていきたいというふうに考えております。 ◆委員大西勝彦)  では、この予算の立て方なんですけれども、これは、2款7項5目で委託料を載せているんですよね、180万円。  先ほど、例えばこれ以上に増えたら、1万8,000人以上だったら、補正予算を組むみたいなことを言ったんですけれども、これは、おかしくないですか。  というのは、収入の面で、歳入で別に上がってこないですよね、一般会計に。だから、何人乗ろうが、何人有料だろうが、一般会計関係ないというか、歳入には関係がない。  それで、歳出のこの委託料関係してくるということは、考えると、仕組みとすると、委託された知多バスさんかな。業者が、有料で上がってくる収入が減るから、これを補填してあげるということだと思うんですよね。  なので、そのバスを運行するのに、その1万8,000人が例えば3万6,000人になろうが関係なくて、1万8,000人の180万円でいいんではないんですか。委託料は別に決まっているわけだから。今回補填するのは、1万8,000人が減るであろうと、年間で1万8,000人減るから180万円を負担してあげようということなんで。それで、どんどん増えても、バス会社にとって――その辺の契約というか、仕組みというのはどうなっているんですか。  人数によって委託料を変える、収入によって変えるということなんでしょうか。 ◎都市政策課長福島智宏)  今、現状でも、利用者人数によって、年度末のときに、委託の料金を知多バスさんのほうとは変えておりますので、そこの中で、1万8,000人以上になったときには、精算を図ってまいるといったところでございます。 ◆委員大西勝彦)  確認ですけれども、その利用者は、既に「ふれあいパス70」、70歳以上の人とか、中学生以下もだったかな。無料の人も含めての利用者人数委託料を変えているということでしょうか。 ◎都市政策課長福島智宏)  そのとおりでございます。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員久永和枝)  すみません、1点聞き忘れましたが、今回、今まで乗らなかった人の利用促進というところでは、これまでよりも増える可能性があると思うんですけれども、特に、便によっては、あまりないですけれども、乗れなかった、定員いっぱいで乗れなかったというのも聞いています。  そこの対応がきちんとされないと、マイナスのイメージであったりとか、あと、先にさっと乗ってしまった、健康な方は乗ったけれども、高齢で、それがないと買物、病院に行けないという高齢者とかが取り残されるという可能性がすごく考えられるわけですけれども、いい悩みなんですけれども、乗れなかった人の対応は、例えば、やっているところでは、タクシーでバス停からバス停へですけれども、それで補うとか、そういったことを連携してやっている自治体もあるわけですけれども、そこはもちろん考えてみえるというか、乗れなかった人がいないという想定で全て計画されているのか、お伺いいたします。 ◎都市政策課長福島智宏)  今、現状で、そういったところはないものですから、そこまでの乗車というところが、いっぱいになったときというところまでは、正直、まだ考えていないんですけれども、そうなったときには、親切にちゃんと説明するなり、それから、バス会社のほうが対応するなりというところをしっかり詰めてやっていきたいと思っています。 ◆委員久永和枝)  定員オーバーで乗れないという状況は、つくらないということでよろしいでしょうか。 ◎都市政策課長福島智宏)  つくらないというよりも、今はまだそこを想定していないので、考えていないんですけれども、それについて、もしそういう事態が起きたときといったところで、バス会社のほうと話はしておきます。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。国本委員。 ◆委員国本礼子)  この1月から3月末までのこの事業ですが、物価高騰対策ということも目的一つということでしたが、むしろ、年明けの2月、3月以降に、これから物価高騰というのは更にいろいろな品目に広がっていくだろうというふうに言われていますが、物価高騰対策としてでしたら、3月末以降も必要なのではないかというような判断がされたときには、この事業の継続ということもあり得るのでしょうか。 ◎都市政策課長福島智宏)  今の時点では、まだそこのところははっきり申し上げられません。  今の時点で、この3月31日まで、とりあえずは今年度の予算の中で、しっかり、過不足なくやっていきたいと、運営していきたいと思っておりますので、今のところ4月以降というところはまだ考えておりません。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の6款・農林水産業費について質疑を行います。質疑はありませんか。国本委員。 ◆委員国本礼子)  農林水産業費について、物価等高騰対策総合支援事業補助金増額について、お伺いいたします。  今回は、施設園芸用燃油価格高騰対策支援としても新たに含まれていますが、これは、この燃油購入に関しては、年度末となる3月分購入実績については、3月末までの購入対象となるのか、それとも、3月末にはこの支援金申請を完了させる必要があるのかをお伺いいたします。
    農政課長池村英司)  一応、年度内申請を終えるというところでは考えていますが、事前に、購入につきましても、予約というか、事前に購入予定というところでも対応できるようにしていきたいというふうに考えております。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、次に、歳出の7款・商工費について質疑を行います。質疑はありませんか。藤本委員。 ◆委員藤本宗久)  省エネルギー設備導入支援事業費補助金についてですけれども、この事業について、ざっくりと、スケジュールは御説明いただいたんですけれども、申請から補助金支払いまでの流れを、もう少し改めてお聞かせいただけますか。 ◎商工労政課長半田貴之)  申請流れなんですけれども、まず、事業者には、事業に着手する前、設備の発注前に、市に対して、事業計画認定申請を提出してもらいます。それを市が審査しまして、適正と認めましたら、市のほうから計画承認を出させていただきます。そうすることで初めて事業者は着手、つまり、設備の発注をしてもらうと。それで、発注していただき、納品、設置していただいて、支払いまでしていただく。そこまで行ったら、事業者には交付申請を出してもらいます。それを市が交付決定を行って、補助金の請求、支払いといった流れになります。  ただ、この交付申請までの流れにつきましては、年度内令和5年3月31日までに終える必要があるというところでございます。 ◆委員藤本宗久)  今、令和5年3月末までに交付申請を終える必要があるということですけれども、昨今、半導体の供給不足とか、世界的な物流の混乱などで、様々な製品、特に電子機器関係の納品が遅れることが多発しています。  こうしたメーカー側の事由によって納期が遅れてしまって、来年3月までの交付申請ができなくなったような、そういう場合はどのような対応になるのでしょうか。 ◎商工労政課長半田貴之)  現時点で言えることにはなるんですけれども、この補助事業は、あくまで年度内に設置、支払いまでを完了していただき、交付申請をしていただく。先ほどの説明のとおりの流れであるということを御理解いただきたいと思います。  ただ、現在の市場の状況を考えると、また、エネルギー高の継続、今後も続いていくだろうというところを考えると、今、議員のおっしゃられたことは十分想定されます。そういったところで、この補助事業の継続も含めた検討を現在しているところでございます。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。大西委員。 ◆委員大西勝彦)  今のところに関連した、補助金在り方で、今、さっき農政のところは、3月末までちゃんとやるよと。例えば、ほかの補助金でも、市独自の補助金は、3月31日までの申請を受け付けますよというのが、結構やってくれているというか、見直したと思うんですけれども、県や国との協調でやると、年度の補助金が、3月末ではなくて、例えば3月10日とか2月末とか、そこで打ち切ってしまう場合があって、これは非常に僕はずっと問題だなと思っていたんですね。それで、今回のは、今のお話を聞いていると、交付申請まで、要は支払いまで済ましてしまうんですよね。それが3月31日。  そうではなくて、審査の申請計画書認定申請書か。だから、審査の申請の段階にはならないんですか。それは、こういう制度設計は、国が認めていないんですか。 ◎商工労政課長半田貴之)  今回のこの補助事業は、国は関係なくて、市の単独事業になっております。  ということは、国に倣う必要が、その辺のスキームは、国に倣う必要はないのかなというところがまず1点ございます。  それで、計画承認の時点で年度内でいいではないかというところの話なんですけれども、我々商工労政課で持っております他の補助金、例えばがんばる事業者応援補助金、こちらも同様な形で、支払いまでを年度内にして、交付申請してもらえれば、対象としますよという運用をしてございます。そういったものに倣いまして、今回の補助事業制度設計をしたというところでございます。 ◆委員大西勝彦)  他の補助金は継続しているというか、例えばがんばる事業者応援補助金や何かというのも、継続していますよね。年度年度なんですけれども、予算は年度年度なんだけれども、継続しているということは、ずれても、まだ来年度があるということを見通せるんだけれども、これも、一応、財源が国ですよね。なので、まだ来年度やるかどうかは、今の段階では言えないと思うんですけれども、そういう補助金申請在り方を、別の補助金もあわせて、変えるということは考えていないですか。 ◎商工労政課長半田貴之)  補助金申請在り方、そちらについては、検討をしていきたいと思います。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。国本委員。 ◆委員国本礼子)  この事業申請は、郵送のみで受け付けということなんですが、例えば、申請される事業者のほうで不備があったり、そういった場合は、計画承認まで時間が掛かってしまうこともあるかと思います。  それこそ年度内対象設備が、支払いまで終えなくてはいけないということを考えますと、計画承認まで市のほうではどれぐらいの期間を想定されているのか。郵送物が届いてから、計画承認までどれくらいの期間を想定されているか、お伺いいたします。 ◎商工労政課長半田貴之)  郵送物が届きましたら、もう速やかに承認の手続に入りたいと思います。遅くても1週間以内、早ければ2日、3日という形で、承認を出していきたいと考えております。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、最後に、歳入その他全般について質疑を行います。質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで質疑を終わります。  次に、討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで討論を終わります。  これより議案第75号を採決します。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第75号「令和4年度大府一般会計補正予算(第9号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第76号「令和4年度大府下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題とします。  まず、補足説明をお願いいたします。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  議案第76号「令和4年度大府下水道事業会計補正予算(第2号)」につきまして、補足説明を申し上げます。  補正予算書の1ページ及び参考資料の15ページを御覧ください。  補正予算書の第3条「資本的収入及び支出」につきましては、補正予定額838万2,000円をそれぞれ増額し、資本的収入が6億2,988万1,000円、資本的支出が13億2,569万5,000円となるものでございます。  続きまして、補正予算書の6ページを御覧ください。  資本的収入及び支出の補正予定額を説明いたします。  下段の支出における1款・資本的支出、1項・建設改良費、1目・管路建設費の838万2,000円の増額につきましては、市民球場の下水道整備工事に係る設計を行うため、調査測量・設計監理委託料を増額するものでございます。  上段の収入における1款・資本的収入、4項・負担金及び分担金、1目・負担金及び分担金につきましては、この設計に係る費用を一般会計より工事負担金として収入するため、公共下水道事業工事負担金を新たに計上するものでございます。  以上で補足説明を終わります。 ○委員長木下久子)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。藤本委員。 ◆委員藤本宗久)  それでは、質問させていただきます。  市民球場のトイレを下水道につなぐという事業なんですけれども、どのようにつないでいくんでしょうか。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  今回の市民球場の敷地につきましては、市街化調整区域となります。  なんですが、下水道が整備されています西側の市街化区域まで比較的近いということと、また公共施設であることからも、この市街化区域までの約260メートルの区間につきまして下水道管を整備して、既存の下水道管へつなげてまいります。 ◆委員藤本宗久)  今おっしゃっていただいたように、この地域というのは市街化調整区域となっておりまして、市民球場まで下水道をつなぐとなると、そこに隣接する家屋とかも、ついでに我が家も下水道につないでほしいというような声も聞かれそうなんですけれども、そのような対応は可能なんでしょうか。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  今回の計画としましては、市民球場の北側にある道路に下水道管を埋設して、西側にある既設の下水道管までつないでいくということを予定しております。  地形的に西側の地盤のほうが高くて、市民球場の敷地のほうが低くなっているという現状であります。  そのため、市民球場の排水を集めたマンホールの中に、今回、マンホールポンプを設置しまして、圧力をかけて既存の下水道管へ排水をするという、圧送管を整備することになりますので、沿線の方々が下水道へつなぐということは、技術的にできないという状況です。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。大西委員
    委員大西勝彦)  この838万2,000円というのは、建設費になっていますけれども、設計監理委託料ということで、これは設計に使うお金でしょうか。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  今回は設計に使う費用となっています。下水道管を埋設するための設計と、あと、先ほど言ったマンホールポンプの設置に係る委託になります。 ◆委員大西勝彦)  260メートルを設計するのに約840万円も掛けて、これは自前でできないんですか。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  今回、金額としましては、公表されています歩掛りに基づいて金額を算定しておりますので、金額としては妥当な金額であると考えております。  それで、今回、汚水管渠をどの位置に敷設するとか、そういった方針の決定とか、関係機関との調整といった部分は市の職員で行いまして、現地の測量とか、図面の作成、あと、設計書を作成するための数量の算出といった部分については委託にかけて、事務の効率化を図っていきたいというふうに考えております。 ◆委員大西勝彦)  確認なんですけれども、水と緑の部の中には、そういった土木技師というか、能力を持った人間はいるんでしょうか。例えば、自分のところでこういうことをできるかどうか。マンパワーは別にして。能力的な人間はいるのかどうか。 ◎水と緑の部長(近藤重基)  大府市役所の中の職員として、そういった技術を持っている職員というのは、ございます。私も含めて、そういうことはできます。  ただし、今回の市民球場の下水道は、年度当初には想定されていなかった事業でございますし、それから、今、内輪のことを言いますと、技術系職員が1人、長期の病気休暇に入っておりまして、なかなか今のメンバーでプラスの事務というのは少し難しいということで我々は判断をしております。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。久永委員。 ◆委員久永和枝)  これから工事に入っていくわけですけれども、そのための設計監理委託料ですが、総額でどれだけ掛かる工事になるのか。ポンプの工事も入ると思うので、内訳について、お伺いいたします。 ◎水道工務課担当課長矢野昭裕)  まだ今から設計を組むというところなので、おおよその概算にはなりますが、工事費としては、5,000万円から6,000万円程度掛かるのではないかと考えております。ポンプを設置する設置費としましては、その中の内訳として、2,000万円程度を考えております。 ○委員長木下久子)  ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで質疑を終わります。  次に、討論に入ります。最初に、反対の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  次に、賛成の討論はありませんか。                (「なし」の声あり)  ないようですので、これで討論を終わります。  これより議案第76号を採決します。本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手全員)  挙手全員です。よって、議案第76号「令和4年度大府下水道事業会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、当委員会に付託されました議案のうち、本日分の審査は終了しました。  最後に、山田副市長から御挨拶をいただきます。 ◎副市長(山田祥文)  付託されました案件につきまして、お認めをいただきまして、ありがとうございます。  また本会議でもよろしくお願いいたします。 ○委員長木下久子)  なお、委員長報告の作成については、正副委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり)  御異議ありませんので、そのように取り扱わせていただきます。  以上で、建設産業委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                閉会 午前10時58分...